マイコンボードについて(学校課題)

 

 マイコンとは

 マイコンボードを大まかに説明すると、マイクロコンピュータと入出力回路などの周辺機器を1枚の基板に乗せ、手軽にマイコンを利用するための回路のことを指す。

コンピュータを作るための1個の部品(LSI

マイコンを使うにはほかの部品と組み合わせた回路の設計をした後、基板上に実装してマイコンボードを作り、プログラムを書き込んで動作させる必要があります。

・その一連の最低限のハードウェアをボードとしてまとめたのがマイコンボードです。

マイコンボードでは、マイコンを操作するための入力装置として押ボタンスイッチ、マイコンの状態を知るための出力装置としてLEDランプ、リセット用の押しボタンスイッチ、数字を表示できる7セグメントLEDランプ、リセット用の押しボタンスイッチ、数字を表示できる7セグメントLED表示機、数字や簡単な文字(アルファベットやカナ)を表示できる液晶表示器(LCD)を搭載したものがある。

 

マイコンボードの選び方

Arduino Uno

 最も基本となるものがArduino UnoArduino IDEという開発環境(プログラムを作るためのプログラム)を使ってプログラムを作ります。

インターネット上に作例がたくさんあり、LEDを光らせる、モーターを動かす、

センサを扱うといった単純な工作で使いやすい。

その反面、たくさんメモリを使う、インターネットに直接つなぐなどの難しい作業は苦手。

 

Arduino Mega 2560 R3
Arduino Mega 2560 R3は、大きいArduino Unoのようなもの。

メモリも多くピンも多いため、Unoではピンが足りなかったりしたらMegaを使うといいでしょう。

Unoのプログラムがだいたいそのまま動作します。ただメモリが多いとはいえ処理能力はUnoとさほど変わらないため、難しい処理をやらせようとすると苦労することが多い。

 

mbed
mbedは特定のマイコンボードの名前ではなく、ARMという半導体メーカーが提供しているマイコン開発環境です。代表的なマイコンボードはmbed LPC1768

難しい作業をやらせることにも向いている。Arduinoで難しいと感じたら、mbedを使うといい。

 

個人的に分からなかった単語補足

ピン...黒いマイコン本体から金属の端子のようなものが出ている。

これらを「ピン」または「足」と呼ばれている。 これらのピンはいろいろな役割があり、マイコン本体に電源を供給するための電源ピンマイコンにプログラムを記憶させる(プログラムを書き込むともいいます)ためのピンなど、マイコンそのものを制御するピンがある。

 

センサ...微弱な電流や電圧を出力し、物理量を電気信号に変換してくれるデバイスのことを指す。